浦項4世代放射光加速器

放射光加速器とは、基本的に、電子を加速させた後、方向を変更する時に発生する放射光を利用して、物質の構造を分析する装置です。

電子銃から発射された電子が線型加速器を通して光の速度に加速された後、アンジュレータの永久磁石の中で振動時に放射光を放出しますが、この放射光が重畳され強力な光を出す原理を利用しています。

2016年9月29日に竣工した4世代放射光加速器は、従来の3世代放射光加速器に比べて100億倍明るく(高解像度)、パルス幅が1,000倍短いため、生きた細胞の動的現象をリアルタイムで観測できるようになりました。

2016年9月29日に竣工した4世代放射光加速器は、従来の3世代放射光加速器に比べて100億倍明るく(高解像度)、パルス幅が1,000倍短いため、生きた細胞の動的現象をリアルタイムで観測できるようになりました。

基礎科学研究院の韓国型重イオン加速器

大田新洞地区95万2千㎡ の敷地に13万㎡規模で構築される予定で、「オンライン同位体分離装置(ISOL）」と「飛行破砕法(IF)」を同時に使用する世界唯一の加速器で、基礎研究だけでなく医療、原子力、新素材などの産業分野全般に活用することができます。
ISOL方式は分厚いターゲットに陽子ビームを加速して同意元素を探し出すもので、IF方式は薄いターゲットに重い重イオン(ウランなど)ビームを加速・衝突させて希少同位元素を生成するものです。従って、韓国型重イオン加速器であるRAONは、陽子からウランまで様々な重イオンの加速・衝突を通して物質の構造を変化させ希少同位元素を生成することができ、これを先端基礎科学研究に活用する研究施設です。

機張の重粒子加速器

未来創造科学部は、難治性がん患者の治療に使用される医療用重粒子加速器を韓国独自の技術で開発・運営するため、「重粒子加速器技術開発事業」を推進しています。

研究目的ではなくがん治療のための装置で、炭素イオンを光の速度ほど加速させた後に患者の体の中に送り込み、がん細胞を破壊する先端医療装置であり、周辺の細胞や組織の損傷を最小化させて、がん細胞などの特定細胞のみ選択して死滅させることのできる夢のがん治療器です。