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核融合事業

  • 弊社の核融合発電炉制御システムは、現在フランスが世界で初めて試みているITER(International Thermonuclear Experimental Reactor)に納品される核心制御システムです。ITREの全体制御システムの構成は、お互い独立的な3つの縦型構造で構成されており、正常状態で運転を担当するコンベンショナル制御システム、非正常作動時に装置の保護を担うインターロック制御システム、全ての状況で人の安全を担当する安全制御システムで構成されています。
    このような垂直構造は、再び中央制御システムとプラントシステムの2つの水平構造に分けられ、計6つの制御システムで構成されています。中央制御システムはITER国際機構で直接担当し、170余りのプラントシステムは7か国で構成された各ITER会員国で役割分担し担当しています。

核融合事業 – モビスの提供ソリューション

CODAC Framework Service

CODAC Framework Service
  • Contract date: Sep. 2013
  • Project Period: 2012 ~ 2017
  • Order Organization: ITER
  • Contract Size: 25億ウォン(+?億ウォン)
CFS(Control Data Access and Communication) Framework Service
    • 主な機能
      • 核融合実験炉の正常状態の運転を上位から管理する中央制御システムです。
    • 詳細事項
      • CFSは、核融合発電炉の最も核心となる中央制御システムで、CODAC内でプラズマ制御するための高速ネットワークソフトウェアであるSDN(Synchronous Data Network)は弊社が開発を担当したものです。SDNに連結された全ての中央サーバーとプラントシステムに対して各ノード間の通信が50マイクロ秒の遅延時間と誤差50マイクロ秒以内の転送性能を安定的に保障します。
      • 弊社が提供したSDNソフトウェアを使用して核融合実験炉で直接10万回の通信に対してテストを実施した結果、平均27マイクロ秒の転送速度を標準偏差1.4マイクロ秒の性能でデータ転送しました。

Central Interlock System

Central Interlock System
  • Contract date: Feb. 2014
  • Project Period: 2014 ~ 2021
  • Order Organization: ITER(KEPCO E&C)
  • Contract Size: 41億ウォン(+9億ウォン)
CIS(Central Interlock System)
  • 主な機能
    • ITERの装置のうち最も高価な超電導コイルをはじめ、数兆ウォンに達するトカマクを含めた全てのプラント装置の保護を管掌するシステムです。
  • 詳細事項
    • CISは、非常時にはCFSの制御を受けずに別途の制御を行うため、人間の脳に例えると小脳に該当する部分といえます。非常時に迅速に対応できない場合、トカマクが溶けたり超伝導コイルが損傷するため、とても重要な中央制御システムのうちの一つです。
      (CIS最終設計時に行ったSILとRAMI分析などの信頼度評価の結果、全て優秀な性能が立証されています。)

ITER CCPS Master Control

ITER CCPS Master Control
  • Contract date: Feb. 2012
  • Project Period: 2012 ~ 2018
  • Order Organization: ITER(ダウォンシス)
  • Contract Size: 54億ウォン
MCS-CPSS(Coil Power Supply System)
  • 主な機能
    • プラズマコントロールシステムと中央制御システムとの通信によってリアルタイムでトカマク内の磁場を制御する核融合実験炉では最も重要なPlant I&C Systemの一つです。
  • 詳細事項
    • 韓国企業のダウォンシスをはじめ中国やロシアの企業が供給した電源装置を安定的に制御し、核融合発電が正しく作動するよう助ける重要な設備制御システムです。

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